ウラゴマダラシジミ

葦毛(いもう)湿原は愛知県豊橋市に在り、別名「東海のミニ尾瀬」とも云われ、都市近郊として全国にも珍しく約5ヘクタールの原野に高山性植物のミカワバイケイソウをはじめ、湿性植物など約250種が自生し四季折々の花園をつくり出しています。イボタの花が満開になったのでウラゴマを見にやってみました。翅が丸く尾状突起を持たないという外見的特徴から、ゼフィルスとみなされなかった経験を持つ蝶。翅裏は明るい灰色で、2列の黒点が翅外周に沿って綺麗に並ぶ。翅表はやや光沢のある灰青色。幼虫の食樹はモクセイ科のイボタノキ、ミヤマイボタ。ゼフィルスの多くは新芽の脇に卵を産みつけるが、本種は小枝や幹に産む。越冬態は卵。羽化はゼフィルスの中では最も早く、成虫は5月ごろから出現する。葉上で静止している姿がよく観察され、翅を完全に閉じる場合と半開きにする場合がある。占有飛翔は夕方よりやや早い午後3時ごろから開始する。

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