エゾスジグロシロチョウ

同属のモンシロチョウやスジグロシロチョウと似ているが、翅脈の周りの鱗粉が黒くなっている点がモンシロチョウと異なる。また、比較的薄暗い場所を好み、市街地や都心部よりもむしろ住宅地や山村に多い。スジグロシロチョウとは酷似しており、雄のみ香鱗を顕微鏡で観察することにより種の区別ができる。スジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウの雑種も自然界で起こっているほどで、両種が同一種であるとの見方も近年まであった。幼虫はイワハタザオやシコクハタザオなどの日本に元来あった種を食草とする。エゾと名が付いているが北海道のみの種ではなく、エゾスジグロシロチョウのみが日本に生息していたところにスジグロシロチョウが流入したと考えられている。

<北海道 天人峡 2009.8.4>

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