ヒメヒカゲ

この蝶を知ったのは愛知県の湿原でした。生息地は局所的に分断されている。長野県以西の本州中部、近畿(まれ)、中国山地。分断されて生息しているためいくつかの地理的変異がある。幼虫の食草はヒカゲスゲ・ヒメカンスゲ・アオスゲ・ショウジョウスゲなどのカヤツリグサ科植物、まれにススキ。卵は食草の葉や茎、あるいは食草付近に独立して産みつけられる。年1化性で成虫は6~7月にかけて発生。越冬態は3齢幼虫。翅裏は茶色地に、中央に銀紋を配した金環の蛇の目模様がはっきりと並ぶ。後翅裏では前縁に1つ、外縁に沿って小大大小と4つの金環が現れ、地域によってはこの4連金環の内側には黄褐色の帯が並行にかかる個体群もある。愛知県内でも2か所の湿原があり、食草が異なることもあり斑紋の数も異なる。

<A湿原>DSC_0630DSC_0649DSC_9135DSC_9136DSC_0570DSC_0569DSC_0597

<B湿原>

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