キマダラルリツバメ 2016

2016年6月11日 シジミチョウの中でも唯一4本の尾状突起を持っています。翅裏の地色は淡い黄色に黒の縞模様。オスの翅表は濃紺の光沢がとても綺麗です。幼虫はハシブトシリアゲアリ(蟻)の巣の中で蟻から餌を貰って育ちます。4本の尾状突起は羽化した成虫が蟻の巣から出る時に蟻の攻撃から身を守る為のものと言われています。なんとも面白い発生環境が興味深く、よりこの蝶に対する関心が深まります。そして活動時間(テリハリを始める時間)も午後3時から始まります。この時間は多少その日の天候によって変化するようですが、私たちは毎回テリハリするポイントで午後3時の出現を、今か今かと待っているのです。最初の一頭が現れたのは2:20。カメラマンの皆さんは一気に心拍数が上がりアドレナリンが分泌されて興奮状態に陥るのです。「ハエが飛ぶ」ような小さなキマルリを目で追いかけて止まった場所を確認して撮影に入りますが、高速で飛ぶ小さな物体を目で追うのは至難の技で、何度かキマルリの飛翔を目撃した経験が無ければ目で追うことが出来ません。今日はカメラマンが4人で、4人の目で追うと、一度見逃しても誰かが見逃さずに着地点を特定出来るので安心でした。その後タイムラグがあり1時間後の3:35。次は二頭同時に現れました。これはこれで又々大変な状況です。二頭の卍飛翔が分かれると4人は何方を追いかけるのかで、同じ1頭を4人で追いかける事もあり、残りの1頭がどこへ行ったのか?しかし、その後ももう数頭がこの場所に乱入し、それぞれが好きな個体を撮影する事になりました。しかしオスが開翅すると青が綺麗な個体と、そうでない個体がいて結局一番青が綺麗な個体を皆んなで取り囲んで撮影しました。そんな楽しい至福の時間も4時過ぎに終了。本日のキマルリ特別講演が終了したのです。皆様、お疲れ様でした。kimaruri_tajima_D75_8474 kimaruri_toyooka_D75_8608 kimaruri_toyooka_D75_8670 kimaruri_toyooka_D75_8773 kimaruri_toyooka_D75_8975 kimaruri_toyooka_D75_9175 kimaruri_toyooka_D75_9194 kimaruri_toyooka_D75_9226 kimaruri_toyooka_D75_9251 kimaruri_toyooka_D75_9301 kimaruri_toyooka_D75_9317